【7月の休業日】:毎週水曜、7/5(日)、7/19(日)、7/26(日)

休んでも疲れが抜けないとき、“整える”という考え方

梅雨の終わりが近づくこの時期は、気温や湿度の変化も大きく、「なんとなく疲れが抜けない」と感じる方が増えてきます。

「週末にたくさん寝たはずなのに、月曜日の朝から体が重い」 「休日は家でゆっくり過ごしたのに、すっきりしない」

そんな風に、「休んでいるのに疲れが抜けない」と感じることはありませんか? せっかくの休息の時間が、ただ時間が過ぎるだけのようになってしまうと、「どうして元気にならないんだろう」と焦ってしまいますよね。

「ちゃんと休んでいるのに、どうしてなんだろう。」
そう感じるのは、決してあなただけではありません。
実は、休んでいる間も、あなたの体が「休めない状態」のまま緊張し続けているからかもしれません。

今回は、今ある不調を無理に変えようとするのではなく、優しく「整えていく」ための、体と心の向き合い方についてお話しします。

休んでも疲れが抜けない原因は、体が「お休みモード」になれていないから

ベッドに入っても、体がこわばっていませんか?

「休む」というと、横になったり、スマホを眺めたりする時間を思い浮かべる方が多いと思います。でも、そのときのあなたの体は、本当に緩んでいるでしょうか。

ふと気づくと、奥歯を噛み締めていたり、肩がすくんで上がっていたり、呼吸が浅くなっていたり……。頭では休んでいるつもりでも、体が戦うモードのまま固まっていると、一晩寝ても疲れの貯金は減ってくれません。

体からの「これ以上は無理だよ」のサイン

朝起きられない、首や肩がガチガチ、なんだか気分が晴れない。これらはすべて、心が気づく前に、体が出してくれている大切なサインです。

私たちの体と心は、お互いに手をつなぎ合っています。心が「まだ頑張れる」と思っていても、体が悲鳴を上げているなら、まずはその体の声に耳を傾けてあげることが、疲れが抜けない状態から抜け出す第一歩になります。

★疲れているのに頑張るあなたへ。疲れが抜けない・だるい状態を長引かせないためのヒント
疲れが抜けない…
「頑張り続けてしまうこと」が関係しているかもしれません。
詳しくは🔗こちらの記事でご紹介しています。


無理に変えるのではなく、今の状態を「整える」という選択

がんばって元気になろうとしなくて大丈夫

疲れが溜まっているときほど、「早く治さなきゃ」「元気にならなきゃ」と、無理に自分を変えようとしてしまいがちです。栄養ドリンクを飲んだり、激しい運動で汗を流したりして、外から無理やりエネルギーを注入しようとしてしまうこともありますよね。

でも、今のあなたに必要なのは、無理に元気を足そうとするよりも、今起きている波をそっと穏やかに「整える」ことです。

まずは「今の状態」をそのまま認めてあげる

東洋の古い知恵では、体の中のめぐりやバランスが崩れたときに不調が現れると考えます。自律神経の乱れも、特別な病気というよりは、日々の緊張が積み重なって、シーソーのバランスが少し傾いているだけ。

「あぁ、今私はすごく疲れているんだな」「体がこわばっているな」と、今の状態をそのまま優しく受け止めるだけで、体はホッと安心し、自然と本来のバランスを取り戻そうと動き始めます。


深呼吸をしながら心と体を整え、疲れをため込まない習慣を実践する女性

疲れを溜め込まないために、今日からできる優しい習慣

1日数回、思い切り「ため息」をつく

「ため息をつくと幸せが逃げる」なんて言われますが、体が緊張しているときは別です。息を大きく「はぁ〜っ」と吐き出すことは、高ぶった体の緊張をゆるめる一番簡単な方法です。吐き出す息と一緒に、体に溜まった重たいものを外に出すイメージで行ってみてください。

お風呂上がりはスマホを置いて、足の裏を触ってみる

夜、お布団に入る前の少しの時間だけで構いません。画面を見るのをやめて、自分の足の裏やふくらはぎを優しく撫でたり、揉んだりしてみてください。「今日も1日、歩いてくれてありがとう」と体に触れることで、意識が頭(考え事)から体へと戻り、心地よい眠りに入りやすくなります。

あなたのペースで、できることから少しずつ。
不調は、「頑張りが足りない」というサインではありません。
「少し整える時間が必要だよ」という、体からのメッセージなのかもしれません。
体が変わっていくのを、焦らずに待ってあげましょうね。

★梅雨の時期に起こりやすい不調については、🔗こちらの記事でも詳しくご紹介しています。

Q1:寝ても疲れが取れないのは、自律神経が乱れているからですか?

はい、その可能性は高いです。自律神経は、体を活動させるモードと、リラックスさせるモードを切り替えるスイッチのようなもの。この切り替えがうまくいかず、寝ている間も活動モードが続いてしまうと、睡眠の質が下がり「寝たのにだるい」という状態になります。まずは体の緊張に気づき、ゆるめてあげることが大切です。

Q2:疲れが抜けないとき、東洋医学ではどのように考えますか?

東洋医学では、体の中をめぐるエネルギー(気)や水分が滞ったり、不足したりすることで疲れやだるさが出ると考えます。特に梅雨時期は湿気の影響で体が重くなりやすいです。無理に動かすのではなく、温かい飲み物を飲んだり、軽いストレッチをしたりして、体の中のめぐりを「整える」アプローチを行います。

Q3:体がだるいとき、無理にでも運動した方がいいですか?

A3: 「疲れを飛ばそう」と無理に激しい運動をするのは、逆効果になることがあるのでおすすめしません。体がだるいときは「休んで」というサインです。まずはゆっくり横になる、お風呂に浸かるなど、体がリラックスできる時間を最優先してください。動く場合も、軽いストレッチや散歩程度にとどめ、体の心地よさを優先しましょう。

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