「週末は予定を入れずに家でゴロゴロしていたのに、月曜日の朝から体が重い……」
「しっかり寝ているつもりなのに、朝起きた瞬間からだるい」
そんな風に、休んでいるのに回復しないと感じることはありませんか?
40代・50代を迎えると、梅雨のどんよりした気圧や、年齢に伴うホルモンの変化も重なって、「昔のような寝れば治る体じゃないのかな」と不安になることもあるかもしれません。
でも、どうか「自分の頑張りや気合いが足りないから」とご自身を責めないでくださいね。
しっかり休んでいるのに疲れが抜けないとき、あなたの体の中では、しっかり休んでいるのに疲れが抜けないときは、体が「まだ少し頑張り続けているよ」とサインを出しているのかもしれません。
今回は、休んでも回復しないときに体の中で起きていることと、優しく体を見つめ直すヒントをお届けします。
休んでいるのに回復しない……そのとき体の中で起きていること
寝ても疲れる、朝だるいと感じる背景
せっかくお布団に入っても、頭の中で「あれこれ先の予定」を考えていたり、
梅雨の湿気や気圧の変化に対応しようと、体が無意識にずっとがんばり続けていることがあります。体は休もうとしているのに、どこか力が抜けきらない。
そんな状態が続いていることがあります。
車に例えるなら、ブレーキを踏んでいるつもりなのに、アクセルも同時に軽く踏みっぱなしになっているようなもの。
これでは、ベッドの中にいても体はエネルギーを消耗してしまいます。
朝からだるさが続く方は🔗こちらの記事も参考にしてみてくださ
40代・50代女性が感じやすい「季節と年齢の重なり」

特にこの梅雨の時期は、湿気による重だるさや更年期のデリケートな時期が重なり、
いつも以上に体にかかる負担が大きくなります。
首肩こりがスッキリしないのも、実は体が緊張を緩められずにいるサイン。
休む「量(時間)」は足りていても、体が本当に「リラックスして整う順番」にたどり着いていないのかもしれません。
疲れが取れない人が、つい見落としてしまいがちなこと
「変わっていないところ」ばかりを見ていませんか?
当院にお越しになる方でも、「全然疲れが抜けないんです」とおっしゃる方はとても多いです。 でも、お話をじっくり聞いていくと、実は小さな変化がたくさん起きていることに気づきます。
- 「そういえば、前より厚着をしなくても冷えなくなってきたかも」
- 「いつもよりは、夜中に目が覚める回数が減った気がする」
- 「先週に比べたら、頭痛の回数が少なくなっている」
実際に、
「去年より厚着をしなくなった」
「以前より眠れる日が増えた」
「検査の数値が少し良くなっていた」
そんな変化を後から振り返って気づく方も少なくありません。
体は、私たちが思っている以上に少しずつ変化していることがあります。
どうしても私たちは「まだここが辛い」「まだ回復していない」というマイナスな部分に目を向けがちです。けれど、体は毎日、少しずつ変化しています。
その変化が大きくないからこそ、
私たちは気づかずに通り過ぎてしまうことがあるのです。

小さな「できたこと」に目を向ける
「休んでいるのに回復しない」と感じるときほど、その小さな一歩を「あ、私、前よりここが楽になってるかも」と見つけてあげてほしいのです。
体に意識を向けて、小さな変化を認めてあげること。それ自体が、緊張した体をふっと緩める一番の特効薬になります。
無理に変えようとせず、今の体のサインに耳を傾ける
まずは「今の状態」に気づくことから
疲れを吹き飛ばそうとして、無理に栄養ドリンクを飲んだり、激しい運動をしたりする必要はありません。
「あぁ、今の私は、休んでいても緊張が抜けないくらい頑張っているんだな」 まずはそうやって、自分の体の声をそのまま受け止めてあげるだけで十分です。
心地よさをひとつずつ選んでみる
お風呂上がりに「気持ちいいな」と感じる温度で深呼吸をしてみる。
スマホを置いて、ただぼーっと外の雨の音を聞いてみる。
そんな、無理のない範囲で「体がホッとする時間」を少しずつ増やしていきましょう。一気に変えるのではなく、ゆっくりと順番に整えていけば大丈夫です。
まずは自分の体のサインを見直してみませんか?
しっかり休んでも抜けない疲れは、あなたへの「少しペースを落として、体を労ってあげてね」という大切なサイン。
完璧に回復しようと焦らなくても大丈夫です。
まずは今日、あなたの体が発している小さなサインを、優しく見直してみませんか?
何から始めたらいいか分からないときは、お一人で抱え込まずご相談ください。
今の体がどんなサインを出しているのか、一緒に見つけていけたらと思います。
Q. 休んでいるのに回復しない、寝ても疲れる原因は何ですか?
A. 休む時間は確保できていても、体や脳が「緊張モード(交感神経優位)」のまま緩みきっていない可能性があります。特に梅雨の気圧変化や更年期の時期は、無意識に体が頑張りすぎてしまうため、まずはリラックスできる環境づくりや、体の小さな変化に気づいてあげることが大切です。
Q. 朝だるいとき、すぐにできる対処法はありますか?
A. 朝起きたときにだるさを感じたら、無理に動こうとせず、お布団の中で手足をグーパーと動かしたり、優しく深呼吸をしたりして、体に「朝だよ」と優しく教えてあげてください。一気にスイッチを入れようとせず、ご自身のペースで少しずつ体を起こしていくのがおすすめです。
