「なんとなく、やる気が出ない」
「眠れているのに疲れが取れない」
「ごはんは食べてるのに、力が入らない」
そんな声が、ここ最近とても多くなってきました。
実はこれ、「暑さによる気の巡りの停滞」と「代謝の低下」が関係しているかもしれません。
夏は意外と“代謝が落ちる”季節？
「汗をかく＝代謝が上がる」と思われがちですが、
実は暑さで体温調節にエネルギーを取られすぎると、体の内側の代謝は低下しやすくなります。
さらに冷房や冷たい飲み物の影響で内臓が冷え、
消化機能が落ちたり、疲れが取れにくくなったり。
これが「なんとなく元気が出ない」状態の原因になることも。
東洋医学でいう“気の巡り”って？
東洋医学では、体内をめぐる「気（き）」が元気の源とされています。
この気の流れが滞ると、
✅ 疲れやすい
✅ イライラする
✅ やる気が出ない
✅ 呼吸が浅くなる
などの不調が出てきます。
暑さや湿気は“気の巡り”を妨げやすい環境でもあるんです。
気の巡りを整えるセルフケア3選
🌀 ① 深呼吸と軽いストレッチ
→ 肩や胸まわりをゆるめて呼吸を深くすると、気が巡りやすくなります。
🔥 ② お灸で気の流れを促す
→ 「合谷」「足三里」「中脘」など、気を整えるツボにじんわりお灸がおすすめ。
🌿 ③ 香りやハーブの活用
→ ペパーミントや柑橘系の香りは、気の停滞を和らげる作用も。
🔸 当院ではお灸も販売しております。
ご自宅でのセルフケアにご活用ください。詳細はお気軽にお問い合わせを。
おわりに：元気が出ないときこそ、整える時間を
夏の“やる気のなさ”は、サボっているのではなく、
「気が巡っていない」「代謝が乱れている」というサインかもしれません。
無理に元気を出そうとせず、
自分をやさしく整える時間をもつことが、本当の回復への第一歩。
毎日を少しずつ、軽く、巡りよく。
あなたの“今”に合ったセルフケアを、ぜひ取り入れてみてくださいね🍀
