「最近、少し体が軽いかも」そんな回復の途中で、やってはいけないことや、つい焦ってしまう理由についてまとめました。
「あ、今日はなんだか体が軽いかも」 そんな風に、少しずつ調子が戻ってくるのを感じられると、ホッとしますよね。
でも、そんな回復の途中だからこそ、実はやってはいけないことや、ちょっぴり気をつけたい過ごし方があります。
「せっかく良くなってきたから、遅れた分を取り戻さなきゃ」 「動けるうちに、たまっていた用事を済ませてしまおう」
そうやって、心が先走って焦ってしまうこと、ありませんか? 今回は、せっかくの回復の波をそっと守りながら、あなたのペースで心と体を整えていくためのお話です。
「まだ整えるタイミングなのかな?」と迷っている方は、以前の記事
🔗『そのまま様子見で大丈夫?整えるタイミングの目安』
も参考にしてみてくださいね。
少し良くなった「回復の途中」で、やってはいけないこと

少し前までのしんどさが抜けてくると、嬉しくなってつい動きたくなりますよね。けれど、今の体は「やっと一息つけた」というデリケートな状態。ここでアクセルを全開にしてしまうと、エネルギー切れを起こしてしまいやすいのです。
回復の途中で、ちょっとだけ立ち止まって見直したい「やってはいけないこと」を一緒に見ていきましょう。
1. 「調子がいい日」に予定を詰め込みすぎる
久しぶりに朝すっきり起きられたからと、大掃除をしたり、お出かけの予定をぎゅっと詰め込んだりしていませんか? 動けたその日は良くても、次の日やそのまた次の日に、どっと疲れが返ってくることがあります。
「少し良くなると、つい頑張りすぎてしまう…」という方は、
🔗『良くなりかけで止まる人の共通点』
も合わせて読んでみてくださいね。
2. 元のペースに「すぐ」戻そうとする
不調になる前の元気な状態を「100」だとしたら、今はまだ「40」や「50」くらいまで戻ってきたところかもしれません。それなのに、一気に100の動きを求めてしまうと、体はびっくりしてしまいます。「ゆっくり、グラデーションのように戻していく」のが、体に優しいステップです。
「動ける」と「回復しきっている」は、実は少し違うこともあるんです。
3. ほんの小さな違和感を「なかったこと」にする
「ちょっと肩が重い気がするけれど、気のせいかな」「少し頭がピキッとしたけれど、動けるから大丈夫」。そんな、体が発してくれている小さなサインを、元気になりたい一心で見落としてしまうのも、回復の途中では避けたいことです。
「大丈夫かな」と様子を見続けて、気づけば長引いていた…という方は、
🔗『「そのうち良くなる」が長引く理由』
の記事でも詳しくお話しています。
どうして「焦って」動きたくなってしまうの?
やってはいけないと頭では分かっていても、つい動いてしまうのには、あなたの「優しさ」や「責任感」があるからこそ。
「周りに迷惑をかけてしまったから、早く元気にならなきゃ」 「動けない自分を取り戻したい」
そんな風に焦ってしまうのは、あなたが日々を一生懸命に生きている証拠です。 でも、心と体はいつでも繋がっています。
心が「早く!」と焦ると、体もそのペースに合わせようとして、つい力が入ってしまいます。
無理に変えよう、早く戻そうとしなくて大丈夫。 「あ、私いま焦ってるな」と気づくだけでも、体のこわばりは少しずつ緩んでいきますよ。
ぶり返さないために。今のあなたのペースを尊重する整え方

回復の波を上手に乗りこなすコツは、今の「ありのままの反応」を大切にしてあげることです。
- 「ちょっと物足りないな」くらいで動きを止めてみる
- スケジュールに「何もしない時間」をあらかじめ引いておく
- 「動けたこと」よりも「休めたこと」を褒めてあげる
体の声に耳を傾けながら、一歩進んで、半歩下がる。そんな、あなたのペースに合わせたやさしい整え方を、当院では何より大切にしています。
少しずつ、でも確実に、あなたの心と体が心地よい場所に落ち着くまで。焦らず一緒に、整えていきましょうね。
Q. 回復の途中で、また少し調子が落ちてしまいました。悪化しているのでしょうか?
A. 悪化しているのではなく、体が「少し休みましょう」と教えてくれているサインです。回復への道のりは一直線ではなく、波のように行き来しながら進みます。落ちたときは「今、一生懸命整えている最中なんだな」と受け止めて、ゆっくり横になる時間を増やしてみてくださいね。
Q. 調子が良い日と悪い日の波が激しいです。過ごし方の目安はありますか?
A. 調子が良い日こそ「腹八分目」の動きに抑えて、エネルギーを貯金しておくのがおすすめです。「動けるけれど、あえて今日はここまでにしておこう」という優しいブレーキが、次の日の安定に繋がります。
