6月も後半。
全国各地で連日真夏日・猛暑日が続き、「今年の暑さも一段と厳しい」といわれていますね🌞
暑さ対策として、衣類や室温を整えることはもちろん大切ですが、
体の内側からの“冷やしすぎ”には注意が必要です。
アイス、そうめん…食べすぎていませんか?
暑い日には、アイスやかき氷、冷たい麺類がつい恋しくなります。
でも、クーラーの効いた部屋で冷たいものばかり摂っていると、胃腸の働きが弱ってしまうことも。
昔、アイスの食べすぎでお腹をこわした経験、ありませんか?
東洋医学ではこれを「直中(じきちゅう)」といい、急激な冷えが内臓に直撃して不調を起こす状態を指します。
胃腸を守るための“食の知恵”
● 冷たいものは適度に・ゆっくりと
一気食い・一気飲みは胃腸に負担がかかります。
● 香味野菜・梅干し・味噌などを活用して
しょうが、しそ、ねぎ、みょうがなどの香味野菜や、梅干し・みそ汁は、
消化を助けながらミネラル補給にも役立つ“昔からの知恵”です。
● 郷土料理に学ぶ:冷や汁などの工夫も
たとえば宮崎県の冷や汁は、冷たいけれど消化にやさしく、栄養バランスも◎
胃腸の巡りを整えるお灸もおすすめ
暑さで疲れた胃腸には、お灸のセルフケアもぴったり。
「足三里」「中脘」などのツボは、消化器系のサポートに効果的です。


🔸 当院ではお灸の販売も行っております。
ご自宅でのケアを取り入れたい方は、お気軽にお問い合わせください🌿
おわりに:冷やしすぎない、やさしい夏の食べ方を
異常気象と猛暑が続く今、エアコンは命を守る大切なツール。
でも、体の内側を冷やしすぎないよう、食べ方にも少しだけ気を配ることで、夏バテや胃腸不調を防ぐことができます。
暑さに振り回されず、やさしく整えて夏をのりきりましょう🍃