12月は、一年の疲れが一気に表れやすい時期です。
気温差・忙しさ・睡眠リズムの乱れが重なることで、
肩こり・頭痛・不眠・冷え・気持ちの落ち込みなど
「自律神経の乱れ」がピークに。
この記事では、
なぜ年末に自律神経が乱れやすいのか、
そして今日からできる“年末リセット法” を
まき鍼灸院らしく、やさしく丁寧にまとめました。

1|なぜ12月は“自律神経が乱れやすい”のか
12月は、一年の疲れ・気温差・忙しさが重なり
交感神経(=緊張の神経)が休まらないまま走り続けてしまう時期 です。
そのため、普段よりも体と心のバランスが崩れやすくなります。
寒暖差と交感神経の過緊張
・急激な冷え込み
・室内外の温度差
・朝晩の気温差
これらはすべて体にとって“ストレス刺激”。
温度変化に対応するため交感神経が働き続け、
肩こり・頭痛・睡眠の浅さ・冷え を引き起こします。
年末特有の“タスクの山”
・大掃除
・仕事の締め切り
・家事・行事・帰省準備
物理的にも精神的にも負荷が多く、
交感神経が張りつめたまま戻らなくなることも。
睡眠リズムの乱れ
寒さや忙しさで
「寝つけない」「夜中に起きる」
という人が増えます。
これは、
自律神経の切り替え(交感→副交感)がうまくいかない状態。
疲労が回復しきらず、さらに不調が積み重なってしまいます。
2|年末に増える具体的な不調
50代女性(ゆらぎ世代)は特に、
寒さ × 仕事 × 睡眠不足の影響を受けやすく、
次の不調が目立ちます。
肩こり・頭痛が増える理由
・寒さで筋肉が縮む
・忙しさで首肩が緊張
・睡眠不足で血流が低下
これらが重なり、
年末は肩こり・頭痛がピーク を迎えます。
不眠・寝ても疲れが取れない
交感神経が優位なまま夜を迎えると、
体が休むモードに入れません。
・寝つけない
・眠りが浅い
・早朝に目が覚める
・寝ても疲れが抜けない
これらはすべて 自律神経の乱れのサイン。
冷えからくる胃腸の不調
腹部の冷えは、
消化機能・血流・自律神経に大きく影響します。
・お腹が張る
・胃もたれ
・食欲が出ない
・便秘 or 下痢
“冷え”は胃腸に最も出やすい不調のひとつです。
3|自分でできる“年末の自律神経ケア”3つ

年末は「整える習慣」が体を守ります。
① 深く呼吸して副交感神経をオンに
副交感神経を働かせる一番簡単な方法が
「吐く」呼吸を長くすること。
4秒吸って、6秒かけて吐く
これだけで肩の力がふっと抜け、緊張がゆるみます。
② おなか・腰を温める(腹部温活)
・腹巻
・カイロ
・お灸(特に関元・中脘)
お腹の温度が1℃上がると、
全身の巡り・胃腸の働き・自律神経が整いやすくなります。
③ 5分休む習慣
年末は「疲れる前に休む」ことが何より大事。
・深呼吸
・白湯を飲む
・目を閉じて肩の力を抜く
この5分だけで、交感神経の暴走が止まります。
4|鍼灸(はりきゅう)でできる“年末リセット”

セルフケアでは整いにくい深い疲労には、
鍼灸での調整が効果的です。
耳介画像鍼灸でバランス調整

耳介の反応は、脳神経・自律神経・内臓の状態を反映します。
耳の反応点から
・首肩
・胃腸
・睡眠
・自律神経
これらの乱れを捉え、
全身の調整ポイントを導き出します。
頭痛・肩こり・不眠へのアプローチ
・百会(ひゃくえ)
・風池(ふうち)
・天柱(てんちゅう)
などの頭部・頸部のツボは、
自律神経の過緊張を緩めて「巡り」を改善します。
冷え・胃腸の不調にも強い鍼灸
・腹部の気血の滞り
・冷え
・胃腸のだるさ
これらは年末に特に多い相談。
鍼灸は内臓の働きにもアプローチできるため、
“深い回復”につながります。
5|12月のおすすめ施術(初回4,980円)
年末は“早めのケア”が体を守ります。
はりきゅう施術(耳介画像付き/初回4,980円)
まず全身の巡りを整え、施術後に耳の画像を確認します。
耳には“その日の体の状態”があらわれるため、
反応点を見ながら仕上げの耳つぼケアを行うことで、
自律神経が整いやすい状態に導きます。
ほぐし10分(オプション)
首肩の緊張・眼精疲労が強い方に。
施術と組み合わせることで回復力が上がります。
ヘッドマッサージ・3D電気刺激療法(オプション)
頭・目・深部筋の緊張が強い方向け。
年末の疲れに合わせて選べます。

6|まとめ|12月こそ“整えるケア”が未来の元気につながる
慌ただしい年末こそ、
体と心を整える大切なタイミング。
・深呼吸
・腹部温活
・5分休息
・鍼灸での調整
今の疲れを溜め込まないことが、
未来のあなたの元気につながります。
一年頑張った体を、ここで一度リセットしてあげましょう。
Q1:年末になると体調が悪くなるのはなぜ?
A:寒暖差・年末のタスク増加・睡眠リズムの乱れが重なり、自律神経の切り替えが難しくなるためです。肩こり・頭痛・不眠・冷えなどが増えやすい時期です。
Q2:冬の自律神経の乱れは自分で整えられますか?
A:軽度であれば深呼吸・温活・5分休息などで整えられます。
ただし疲労が蓄積している場合は、鍼灸などで“交感神経の高ぶり”を落とすほうが早い場合もあります。
Q3:耳介画像鍼灸はどんな人に向いていますか?
A:肩こり・頭痛・不眠・胃腸の不調が繰り返す方、年末の疲労が蓄積している方、自律神経の乱れを感じる方に向いています。耳の反応点を確認しながら全身を整える施術です。








