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【更年期障害に似た不調…実は他の病気かもしれません】

40〜50代になると、ホットフラッシュや気分の落ち込み、不眠など、「もしかして更年期障害?」と思うような不調を感じる方が増えてきます。

でも実は、その症状…
更年期障害ではなく、別の病気が原因のこともあるんです。

今日は、更年期と間違いやすい代表的な傷病と、それらに共通する「自律神経の乱れ」について、わかりやすくご紹介します。


更年期と似た症状が出る代表的な傷病7つ


🔹 1.甲状腺機能異常(バセドウ病・橋本病など)

主な症状: 動悸、疲労感、手の震え、月経異常など
ポイント: 甲状腺ホルモンの異常が自律神経を乱す。血液検査で診断可能。


🔹 2.うつ病・気分障害

主な症状: 抑うつ、不安、意欲低下、集中力の低下など
ポイント: 更年期のうつとの見分けが難しいことも。長引く場合は専門受診を。


🔹 3.自律神経失調症

主な症状: めまい、動悸、不眠、胃腸不調など
ポイント: ストレスや生活の乱れがきっかけ。まさに自律神経の不調そのもの。


🔹 4.慢性疲労症候群(CFS)

主な症状: 強い倦怠感、睡眠障害、集中力や記憶力の低下
ポイント: 疲労が長引き、回復しにくい状態。心身両方に原因が絡む。


🔹 5.鉄欠乏性貧血

主な症状: めまい、息切れ、顔色の悪さ、だるさ
ポイント: 酸素不足で自律神経に負担がかかる。月経過多の女性に多い。


🔹 6.睡眠時無呼吸症候群(SAS)

主な症状: 日中の眠気、いびき、集中力の低下
ポイント: 睡眠の質が悪くなり、交感神経の過緊張につながる。


🔹 7.パニック障害・不安障害

主な症状: 突然の動悸、息苦しさ、強い不安感、発作的な不調
ポイント: 自律神経の暴走が原因。更年期と重なりやすい。

自律神経がキーポイントになる理由

これらの症状に共通するのが、自律神経のバランスの乱れ
ホルモンバランスの変化、ストレス、環境の変化などが交感神経と副交感神経の切り替えをうまくいかなくさせて、身体にさまざまな不調を引き起こすんです。


東洋医学では「肝・心・腎」のバランスがカギ

東洋医学の考えでは、

  • 感情の乱れ →「肝」の不調
  • 不眠や焦燥感 →「心」の不調
  • ホルモンや生命力の低下 →「腎」の不調
    としてとらえ、自律神経の不調を全体から整えていきます。

「更年期かも?」と思ったら

「なんだか体も心もバランスがとれない…」という時は、更年期だけでなく、他の病気が隠れていないかもチェックしてみましょう。

当院では、丁寧なカウンセリングを通じて、お一人おひとりの状態を見極め、自律神経のバランスを整える鍼灸施術を行っています。

なんとなく不調が続く…そんなときこそ、お気軽にご相談ください🍀

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