暑い日が続くと、「ちょっと動いただけなのに汗が止まらない…」そんなお悩み、ありませんか?
東洋医学では、汗は“気”の働きによってコントロールされていると考えられています。
「汗っかきだから…」で済ませず、体からのサインとして受け止めてみましょう。
🌀汗は“気”がコントロールしている?
東洋医学において「気」は、身体のバリア機能や体温調整を司る大切なエネルギー。
この気が不足したり、うまく巡らなかったりすると、汗腺が開きっぱなしになり、必要以上に汗をかいてしまうことがあります。
「気虚(ききょ)」や「気の乱れ」は、自律神経のバランスにも影響を及ぼします。
🌿汗を抑えるためのセルフケア
過剰な発汗を感じるときは、「気海(きかい)」「陰郄(いんげき)」などのツボを刺激してみましょう。
また、クーラーによる冷えで気が滞ると、発汗量が増えることもあるので、首やお腹の冷え対策も重要です。
🔸参考ツボ:「気海(おへそ下)」「陰郄(手首内側)」
🔸方法:指でじんわりと押す or お灸で温めるのもおすすめ◎


🥤水分補給も“ちびちび”がカギ
汗をかくと水分補給は欠かせませんが、冷たい飲み物を一気飲みすると逆に“気”が弱ることも。
できれば常温〜ぬるめの飲み物を、少しずつこまめにとることを意識してみてくださいね。
麦茶や白湯、梅干し入りのお湯など、東洋医学的な“内側のケア”もおすすめです。
🎐まとめ
汗が止まらないのは、ただの「暑さ」だけではなく、体のバランスが崩れているサインかもしれません。
“気”の流れを整えることで、自律神経も安定し、過剰な発汗も落ち着いていきます。
自分の体にやさしく向き合いながら、夏を快適に乗り切るケアを取り入れてみましょう🌿