5月のお休み•••毎週水曜日、11(日)、18(日)

【🪡「治す」より「整える」には、理由がある】

― はりきゅう師として大切にしている想い ―

鍼灸をしていてよく聞かれる言葉があります。
「治してくれるんですか?」

もちろん「よくなりたい」「痛みを取りたい」という気持ちはよくわかります。
でも、私がいつも心に置いているのは、

「治す」のではなく「整える」ことが、結果的に“よくなる”ことにつながるという考えです。


🌿 東洋医学でいう「陰陽」のバランス

東洋医学には、「陰陽(いんよう)」という考えがあります。
日と月、表と裏、動と静。すべてのものは陰と陽に分けられ、
このバランスがとれている状態が「健康」とされています。


🌀 身体を整えるとは、「自律神経」が働きやすい状態にすること

私たちのからだは、意識しなくても呼吸をし、心臓が動き、消化も進みます。
これらをコントロールしているのが「自律神経」です。

痛みや不調は、このバランスが崩れ、自律神経がうまく働きにくくなっているサインでもあります。


🧍‍♀️からだは“左右対称”ではないけれど、バランスで成り立っている

私たちの体をよく見ると、目も耳も、手足も左右にあります。
だけど、まったく同じではありませんよね?

それでも不思議と、バランスを取って生活ができている。

この**「ちょうどいいバランス」**が崩れたときに、
・肩がこる
・腰が痛い
・眠れない
という症状としてあらわれます。


🪡「整える」ことで、からだは“自分で治す”力を発揮する

鍼やお灸でできるのは、あくまでサポートです。
体の流れを整え、巡りをよくし、自然なバランスに戻るようにお手伝いする。

そうすることで、自分の治る力=「自然治癒力」が目を覚まします🌱


☘️さいごに

私のスタンスは、「症状を治す」ことよりも、「からだの状態を整えること」によって、自然に楽になっていく道を一緒に探していくことです。
でも、「今のからだを“整える”ことで、今より楽になっていくはず」と信じて、
毎回、ていねいに鍼を打ち、お灸をすえています。

そんな思いを、これからも大切にしていきたいと思っています☺️

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