「手足が冷える」「体が温まりにくい」…
そんな冷えは自律神経の乱れが関わることがあります。
気温差が大きくなる秋冬は血流が低下しやすく、肩こり・頭痛・疲れが抜けないなどの不調にもつながります。今回は、冷えと自律神経の関係、体を温める養生、鍼灸でのサポート方法をご紹介します。
冷えと自律神経の関係
冷えを感じるとき、私たちの体では自律神経がフル稼働しています。
自律神経は体温を調節する“サーモスタット”の役割をしており、気温が下がると交感神経が優位になって血管をキュッと縮めます。
その結果、
- 手足の冷え
- こわばり
- 血流低下
- 疲れやすい
といった症状が出やすくなります。
特に秋冬は気温差が大きく、寒暖差疲労が自律神経に負担をかける季節。
「最近なんか調子が出ない…」という方は、冷えによる自律神経バランスの乱れが背景にあるかもしれません。
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🔗気温差で自律神経が乱れる理由と整え方
冷えが引き起こす不調
冷えは単なる「温度の問題」ではなく、体の巡りを左右する大きな要因。
血流が悪くなることで、いろいろな不調が表面化します。
● 肩こり・頭痛
血管が収縮すると、筋肉へ届く血液が不足してこり固まりやすくなり、頭痛につながることもあります。
● むくみ・疲労感
血流が滞ることで老廃物が溜まりやすく、だるさや重さを感じやすくなります。
● 不眠・便秘・月経不調
お腹まわりの血流低下は内臓の働きにも影響。
冷えていると副交感神経が働きにくく、眠りの質が落ちたり、月経のリズムが乱れることもあります。
「冷え」は体のいろんな場所に静かに負担をかけていきます。
早めにケアしてあげると、冬の不調の予防になります。
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🔗むくみと巡りをよくするセルフケア
血流を整えるセルフケア

冷え対策は「温める」だけではなく、
血流を良くして自律神経を整えることがとても大切です。
● 首・手首・足首を温める
“3つの首”を温めると全身の血流が一気に巡りやすくなります。
アームウォーマー・レッグウォーマー・ネックウォーマーなどの活用もおすすめ。
● 深呼吸で副交感神経をON
寒いと自然と呼吸が浅くなります。
ゆっくり息を吐く深呼吸は、副交感神経を優位にして体を内側からゆるませてくれます。
● 食事で“温める素材”+ミネラル補給
身体を温める食材:
・生姜
・ねぎ
・大根
・根菜類
・味噌汁
血流アップに欠かせないミネラル:
・マグネシウム(海藻・豆類・ナッツ)
・鉄分(ほうれん草・レバー・黒ごま)
冬の食卓に取り入れたい食材ばかりです。
鍼灸での冷え対策
鍼灸では「巡り」を整えて、自律神経の働きをサポートすることができます。
● ツボを使った血流改善
・三陰交(足首内側)

・太衝(足の甲)

・関元(かんげん:おへその下)

・耳つぼ(自律神経の調整に使うポイント):神門(しんもん)
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これらのツボは血流を良くし、内臓の働きを助ける効果が期待できます。
● 温熱刺激でポカポカに
お腹や腰・足を中心に温めることで、冷えによる緊張がふっとゆるみ、眠りの質が上がる方も多いです。
● 自律神経のバランスを整える
冷えて交感神経ばかり働いている状態から、副交感神経が働きやすい状態へ。
「冬でも体の巡りが良い人」は、自律神経の切り替えがうまくいっています✨
まとめ|冬に備える“巡りケア”
冷えはただ「寒いから」起こるものではなく、
自律神経のバランスが崩れたサインでもあります。
・首・手首・足首を温める
・深呼吸でゆるめる
・温かい食事で内側からケア
・鍼灸で巡りと神経を整える
これらを重ねていくことで、冬の不調がグッと軽くなります。
今年の冬は、「冷えに振り回されない身体」を一緒につくっていきましょう🌿
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🔗眠れないときに整えたい自律神経の話
Q1. 寒さで肩こりがひどくなるのは、自律神経と関係ありますか?
A. はい、関係があります。寒さで血管が縮んで血流が悪くなると、筋肉が固まりやすくなります。さらに、自律神経が体温を保とうとして緊張状態が続くことで、肩こりや頭痛が出やすくなります。
Q2. 冷え性は、本当に改善できますか?
A. 生活習慣と巡りを良くするケアを続けることで、冷え性は少しずつ改善が期待できます。首・手首・足首を温める、湯船に浸かる、温かい食事や飲み物を選ぶなどに加えて、鍼灸で自律神経と血流を整えると、より効果的です。
Q3. 自宅でできる簡単な“温めケア”はありますか?
A. はい、あります。マフラーやレッグウォーマーで「首」「手首」「足首」を冷やさないようにすること、就寝前に白湯を飲むこと、可能であれば湯船に10〜15分浸かることがおすすめです。無理のない範囲で続けることがポイントです。








