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【ホルモンの波と気温差に負けない体へ|更年期の自律神経ケア】

1:更年期と自律神経の関係

更年期に入ると、「なんだかイライラする」「夜中に目が覚める」「肩こりが取れない」など、これまでと違う体や心の変化を感じる方が増えてきます。
ホルモンの変化が大きな要因ですが、実はそれと深く関係しているのが“自律神経”のバランスです。

自律神経は、呼吸・体温・血流・内臓の働きなど、私たちの体を自動で調整してくれる仕組み。
女性ホルモンの分泌がゆらぐ更年期は、この自律神経も影響を受けやすく、ちょっとした気温差やストレスでバランスを崩しやすくなります。

「気づいたら息が浅い」「手足が冷たい」「何となくだるい」——。
こうした“原因がわからない不調”こそ、自律神経がSOSを出しているサインです。

鍼灸では、こうした目に見えにくいバランスの乱れを整え、体と心の回復力を引き出すお手伝いをします。
更年期を「つらい時期」と捉えるのではなく、「自分の体と向き合うタイミング」としてやさしくケアしていきましょう。

気温差で起こる体調変化

秋から冬へ向かうこの時期、朝晩の冷え込みと日中の暖かさで「体がついていかない」と感じる方が増えてきます。
気温差が大きい日は、体温を保つために自律神経がフル稼働し、知らず知らずのうちに疲れてしまうのです。

たとえば、朝は冷えで体が縮こまり、昼は汗ばむほどの陽気。
この“寒暖差ストレス”によって血管の収縮が繰り返され、肩こり・頭痛・めまい・だるさなどの不調が出やすくなります。

さらに女性の場合、更年期によるホルモンバランスの変化も重なるため、気温差の影響を受けやすくなります。
「気候のせいかな?」と見過ごしがちな不調も、実は自律神経の乱れが関係していることが多いのです。

こうした季節の変わり目こそ、体を冷やさず、無理をせず、ゆっくり整える時間を持つことが大切。
次の章では、ご自宅でできるセルフケアでの自律神経サポートについてご紹介します。

2:セルフケアでできる自律神経サポート

自律神経を整えるには、特別なことよりも「毎日の小さな積み重ね」が大切です。
忙しい日々の中でも、自分の体に意識を向けるだけで、緊張しすぎた神経がふっと緩みます。

ここでは、今日からすぐにできるセルフケアを2つご紹介します。
どれも道具を使わず、ほんの数分でできるものばかりです。

季節の変わり目は、気づかないうちに体が冷えて自律神経のバランスが乱れやすくなります。
“おなかの冷え”が気になる方は、こちらの記事も参考にしてみてください👇
👉 【エアコン冷えで“おなか”が不調?温活のすすめ】

1:深呼吸とストレッチで副交感神経を整える

「息が浅い」「呼吸が速い」と感じるときは、自律神経の“アクセル役”である交感神経が優位になっているサイン。
そんな時こそ、ゆっくりと深い呼吸を意識してみましょう。

背筋を伸ばし、肩の力を抜いて、鼻からゆっくり息を吸い、口から長く吐く——。
息を吐く時間を吸う時間より少し長くすることで、副交感神経が働き、体も心もリラックスしやすくなります。

呼吸に合わせて軽く首や肩を回したり、胸を広げるストレッチを加えるのもおすすめです。
血流が良くなり、呼吸も深くなって、気持ちが落ち着いてくるのを感じられるでしょう。

深呼吸とストレッチを日常に取り入れることで、心と体が自然と整いやすくなります。
すきま時間にできる簡単なストレッチ方法も紹介しています👇
👉【自律神経を整える簡単ストレッチと呼吸法】

2:温活食材で冷えを防ぐ(しょうが・ねぎ・かぼちゃ)

季節の変わり目は、体が冷えやすく、自律神経も乱れがちになります。
そんな時こそ「食べる温活」を意識して、体の内側から整えていきましょう。

まずおすすめなのがしょうが
体を温め、血流を促す代表的な食材です。すりおろしてスープや紅茶に加えるだけで、ぽかぽか感が持続します。
生よりも加熱した方が温め効果が高まるので、スープや煮物に使うのも◎。

次にねぎ
首や肩のこり、冷えによる不調を感じるときにぴったりです。
東洋医学では、ねぎは「発汗を促し、冷えを追い出す」とされており、風邪のひきはじめにも重宝します。

そして秋冬に欠かせないのがかぼちゃ
胃腸をあたためてエネルギーを補う食材で、甘みもあり心をほっと落ち着けてくれます。
ビタミンEも豊富で血行をサポートしてくれるため、冷えやむくみ対策にもおすすめです。

体を温める食材を意識してとることで、自律神経が整い、眠りや気分の安定にもつながります。
季節の恵みをおいしくいただきながら、冷え知らずの体を育てていきましょう。

3:鍼灸で整える心と体のバランス

自律神経の乱れは、目に見えない“バランスの崩れ”から生じることが多くあります。
肩こりや頭痛、倦怠感だけでなく、「気持ちが沈む」「やる気が出ない」など、心の不調として現れることも。

そんな時にやさしく働きかけてくれるのが、**鍼灸(しんきゅう)**です。
ツボを通して体の内側にアプローチし、血流やエネルギー(気)の巡りを整えることで、体だけでなく心もふっと軽くなります。

鍼灸の良さは、薬のように症状を一時的に抑えるのではなく、自分の体が本来持つ“整える力”を引き出すところ。
冷え・不眠・イライラ・更年期の不調など、複数の症状が重なっているときにも、全体を見て調整していきます。

1:ツボ〈三陰交・太衝〉で女性バランスをサポート

女性の体を整える代表的なツボに、**三陰交(さんいんこう)太衝(たいしょう)**があります。

三陰交は、内くるぶしから指4本分上のあたりにあるツボ。
「冷え」「むくみ」「生理トラブル」などに効果的で、婦人科系の不調ケアに欠かせません。
軽く温めたり、指でゆっくり押すだけでも血流が良くなり、下半身の冷えが和らぎます。

太衝は、足の甲の親指と人さし指の間にあるツボ。
イライラやストレスを感じたときにおすすめで、気の流れをスムーズにして心を落ち着けてくれます。
「なんとなく息が詰まる」「気持ちがモヤモヤする」ときに、深呼吸しながら押すとスッと軽くなるのを感じる方も多いです。

2:耳介画像で心身の反応を整える

当院では、東洋医学の考えをもとに**耳介画像(じかいがぞう)**を使った全身の鍼灸施術も行っています。
耳は全身を映し出す“縮図”のようなもので、体の状態や自律神経の反応が耳の色や質感として現れます。

その情報をもとに体のバランスを見立て、必要な箇所にやさしく鍼を行うことで、全身の調和を整えていきます。
「最近疲れが取れない」「理由もなく不安になる」そんな時にも、耳からのアプローチは効果的です。

施術を受けた後は「体が軽くなった」「呼吸がしやすい」「ぐっすり眠れた」と感じる方も多く、
心と体の両方に働きかけるやさしいケアとして、リピーターの方にも人気があります。

耳介画像鍼灸の施術の様子

耳介画像全身はりきゅう

当院では、耳の反応から全身の状態を読み取る「耳介画像全身はりきゅう」で、体の反応を耳から読み取り、自律神経の乱れやホルモンのバランスを整え、更年期の不調にも対応しています。
詳しくはこちらをご覧ください👇
👉 耳介画像で整える!からだのバランスと心のサイン

4:まとめ|更年期こそ“整える時間”を大切に

更年期は、体だけでなく心のバランスもゆらぎやすい時期。
でも、それは「不調のはじまり」ではなく、「自分の体と向き合うチャンス」でもあります。

これまで頑張り続けてきた体をいたわり、ゆっくりと整えていくことで、
本来の自分らしさや自然なリズムを取り戻すことができます。

深呼吸や温かい食事、そして鍼灸などのやさしいケアを取り入れることで、
少しずつ体が変わり、気持ちにも余裕が生まれていきます。

「整える時間」は、何よりも自分へのプレゼント。
更年期を前向きに過ごすために、まずは自分の体の声を聴くことからはじめてみましょう。

Q1. 更年期の冷えや疲れにはどんなツボが効果的?

A1. 三陰交・太衝など、血流とホルモンバランスを整えるツボが有効です。

Q2. 耳介画像は更年期ケアにも使えますか?

A2. はい。耳は全身の反応を映すため、自律神経の乱れやホルモン変化のサインを整えるサポートになります。

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