暑さのピークを迎えるこの季節、外に出た後「なんだか頭が重い…」「目がしょぼしょぼする…」と感じることはありませんか?
それ、“陽射し疲れ”による自律神経の乱れかもしれません。今回は、東洋医学の視点で考える「日差しによる頭痛・疲れ」の原因とセルフケア方法をご紹介します🌿
【 夏の強い日差しが身体に与える影響】
真夏の直射日光やアスファルトからの照り返しは、頭部に直接熱を与えます。
この熱刺激が自律神経を乱し、血流や体温調整に影響することで「頭痛」「だるさ」「目の疲れ」などの不調が現れやすくなるのです。
とくに、外出が続いたり炎天下での活動が多い方は要注意です。
外出時は帽子や日傘で陽射しを避けつつ、こまめな水分補給も大切です。
→ 急に暑くなった日は要注意。熱中症を防ぐ、整える暮らし方 で詳しく紹介しています🌿
【 頭部ケアにおすすめのツボ】
東洋医学では、頭や首まわりには自律神経の働きを整える重要なツボが集まっています。
とくにおすすめなのがこちら👇
- 百会(ひゃくえ):頭のてっぺんにあるツボ。気の巡りを整え、頭の重だるさや不眠にも◎
- 風池(ふうち):後頭部の髪の生え際、左右のくぼみにあるツボ。目の疲れや首こりに効果的
指の腹でやさしく3~5回押すだけでも、じんわりリラックスできます。


外からの刺激で自律神経が乱れやすいこの時期おすすめのツボはこちらでも。
→ ☔梅雨どきの“重だるさ”に…からだを軽くする耳ケアと気巡りの養生 でも紹介しています♪
【冷却アイテムや予防の工夫も】
陽射し疲れを防ぐには、熱を“受けすぎない”工夫も大切。
- 帽子や日傘で直射日光を避ける
- 首元に冷却タオルやネッククーラーを活用
- こまめな水分補給(常温~やや冷たい程度が◎)
特に外出から帰ったあとは、頭・首すじを軽く冷やしてから深呼吸するのもおすすめです。
【無理せず“陽射し疲れ”と上手に付き合おう】
夏の日差しは私たちの体に想像以上のストレスを与えています☀️
「なんとなく不調…」が続く時は、自律神経からのSOSかも。
頭部ケアとこまめな冷却で、暑さに負けないからだを整えていきましょう😊
夏は「気」の流れが滞ることでも、疲れやすさが増します。
→ やる気が出ないのは、暑さと“気”の巡りのせい? も参考にどうぞ☀️