連日の暑さで「なんとなく疲れる」「イライラする」「寝つきが悪い」…そんな不調を感じていませんか?
東洋医学では、夏は「心(しん)」の季節。心は精神活動や血流の調整と関わりがあり、熱がこもりすぎると“心火(しんか)”が上がってバランスが崩れやすくなります。
心火が高まると、イライラや焦り、不眠、集中力の低下、動悸、口の渇きなどの症状が出ることも。特に夜になっても気温が下がらず寝苦しい時期は、心火が鎮まらず心身の緊張が続きがちです。
そんなときは、心を鎮める“火消し”ケアがおすすめ。ツボでは「労宮(ろうきゅう/手のひらの真ん中)」「神門(しんもん/手首の小指側)」が効果的です。やさしく指で押したり、冷たいおしぼりで手のひらを冷やすのも◎。
また、赤い食べ物(トマト、スイカ、なつめなど)や苦味のある食材(ゴーヤ、レタスなど)を適度に摂るのも心を落ち着かせてくれます。
“心火”のケアで、夏の疲れをためずに乗り切っていきましょう☀️