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胃が重い・食欲がわかない…“年末の胃腸トラブル”対策|冷えと脾胃ケア

12月になると
「胃が重い」「食欲がわかない」「少し食べただけで疲れる」
そんな胃腸の不調を感じる方が増えてきます。
年末は冷え・食べすぎ・ストレスが重なり、東洋医学でいう“脾胃(ひい)”が弱りやすい時期。
今日は、年末に起こりやすい胃腸トラブルの原因と、今日からできる整え方をお伝えします。

年末に“胃腸トラブルがおきやすい”理由

年末の冷えで胃腸トラブルになりやすい胃腸を整えるために白湯を飲む習慣

冷えで脾胃の働きが落ち,弱りやすい

東洋医学では、胃腸は「温かさ」を好む臓器と考えられています。
寒さや冷たい飲み物が続くと、脾胃の働きが低下し、消化力が落ちやすくなります。
年末は気温の低下に加え、体を冷やす生活習慣が重なりやすい時期です。

おなかの冷えは、自律神経の乱れとも深く関係しています。
冷えと自律神経の関係|「おなかの冷え」が不調の原因に

忘年会や予定増加による暴飲暴食

外食や会食が増える12月は、
・食べる時間が不規則
・量や内容が偏りがち
になり、胃腸に大きな負担がかかります。
「年末だから仕方ない」と無理を重ねるほど、胃の重さや食欲不振につながりやすくなります。

ストレスで自律神経が胃腸に影響する

忙しさや気疲れが続くと、自律神経が乱れやすくなります。
自律神経の乱れは胃腸の動きにも影響し、
・胃が張る
・消化が進まない
・食欲が出ない
といった不調を引き起こします。

ストレスや睡眠不足が続くと、胃腸の働きも落ちやすくなります。
年末の“睡眠トラブル”を整える方法

胃腸を整える東洋医学ケア

冬の胃腸の冷えを防ぐためにお腹を温める東洋医学のセルフケア

足三里・中脘のツボ押し

胃腸のケアでよく使われるツボが
足三里(あしさんり)中脘(ちゅうかん)
足三里は消化力を高め、中脘は胃の働きを整えるツボです。
強く押す必要はなく、心地よい刺激でゆっくり行うのがポイントです。

白湯・葛湯・おかゆなどの食養生

胃腸が弱っている時は、
・白湯
・葛湯
・おかゆ
など、温かく消化のよいものを選びましょう。
「しっかり食べなきゃ」と無理をするより、胃腸を休ませることが回復への近道です。

おへそ周りのお灸・温め

おへそ周りは胃腸と深く関係するエリア。
腹巻やカイロ、お灸で温めることで、内臓の血流が促され、胃腸がほっと緩みやすくなります。

今日からできる生活のポイント(食養生)

冬の食養生をイメージできる和食で胃腸トラブルを緩和

食べすぎた日のリセット食

食べすぎた翌日は
・量を控える
・消化のよいものを選ぶ
・無理に間食しない
など、「胃腸を休ませる日」を意識しましょう。

冷たい飲み物を避け“常温〜温”に統一

冬は体が冷えやすい分、飲み物の影響も大きくなります。
常温〜温かい飲み物に統一するだけでも、胃腸の負担はぐっと減ります。

胃腸が弱っている時の避けたい食材

胃腸の調子が悪い時は
・冷たいもの
・脂っこいもの
・刺激の強いもの
は控えめに。
「消化にやさしいか?」を基準に選ぶのがおすすめです。

まとめ

年末の胃腸トラブルは、
冷え・食べすぎ・ストレスが重なった“サイン”でもあります。
無理を重ねる前に、脾胃をいたわるケアを取り入れて、年末をラクに乗り切りましょう。

年末の不調は、胃腸だけでなく自律神経全体の乱れが関係していることも。
年末の“自律神経リセット”で一年の疲れを整える方法

Q. 冬になると「胃が重い」「食欲が落ちる」のはなぜですか?

A.
冬は寒さによる冷えや、年末の忙しさ・ストレスで自律神経が乱れやすくなります。
東洋医学では、消化を担う「脾胃(ひい)」は冷えに弱いとされ、体が冷えることで働きが低下しやすくなります。
その結果、胃が重い・食欲がわかない・消化が進まないといった不調が起こりやすくなります。

Q. 胃腸の調子が悪い時、まず何から気をつければいいですか?

A.
まずは「冷やさないこと」が大切です。
冷たい飲み物を控え、白湯や温かい汁物を選ぶだけでも胃腸の負担は軽くなります。
食べすぎた日は無理に量をとらず、消化にやさしい食事に切り替え、腹部を温めて休ませてあげましょう。

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