お盆の準備や帰省の移動は、思っている以上に体力=“気”を消耗します。高温多湿の残暑にこの疲れが重なると、だるさややる気低下といった「気虚」状態になり、自律神経の乱れにもつながりやすくなります。
脾と肺を元気にして「気」を補う
気は脾と肺でつくられ、全身を巡ります。
・脾の働きを助けるツボ「足三里(あしさんり)」
・肺の働きを助けるツボ「中府(ちゅうふ)」
をやさしく押して、気の巡りを整えましょう。


おすすめの食養生
米・芋類・きのこは脾を補い、気の生産を助けます。
一方、冷たい飲み物や甘いお菓子は脾を弱らせるため、控えめにするとよいでしょう。
気持ちも軽やかに過ごすコツ
お盆の準備は、自分のペースで。頑張りすぎず、適度に休憩を入れることで、気の消耗を防ぎ、自律神経を守ることができます。
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Q. お盆の疲れでだるさが抜けないのはなぜ?
A. 暑さや移動で「気」が消耗し、自律神経が乱れるためです。鍼灸で気の巡りを整えると回復が早まります。
Q. ツボ押しはどのくらいすれば効果的ですか?
Q. ツボ押しはどのくらいすれば効果的ですか?