8月のお休み•••毎週水曜日、3(日)、14(木)、17(日)、24(日)

【朝スッキリ起きられない】“肺”を元気にする呼吸法

朝、目が覚めてもなかなか体が動かない…。そんな「朝スッキリ起きられない」状態は、夏の疲れや季節の変わり目に多く見られます。

東洋医学では、この症状の背景に“肺”の弱りが隠れていることがあります。肺は呼吸だけでなく、全身に「気(エネルギー)」を巡らせる働きを持っています。肺のエネルギーが不足すると、朝からだるく、動き出しが遅くなってしまうのです。

なぜ肺が弱ると朝がつらくなるの?

肺は外の空気を取り込み、酸素を血液に送り込みます。この働きが弱ると、全身に十分なエネルギーが行き渡らず、疲労感やだるさが抜けません。夏の冷房による冷えや、冷たい飲食の摂りすぎも肺の機能を低下させる原因になります。

肺を元気にする呼吸法とツボ

  • 深呼吸法
    – 朝起きたら窓を開け、5秒かけて鼻から息を吸い、5秒かけて口からゆっくり吐く。
    – 背筋を伸ばし、肩の力を抜いて行うのがポイント。
  • ツボ刺激
    尺沢(しゃくたく):肘を曲げた時にできるシワの親指側。咳や呼吸の乱れにも◎
    肺兪(はいゆ):背中の肩甲骨の内側あたり、第3胸椎の高さ。呼吸を深め、肺機能を整える。
Print

ツボはやさしく3〜5回押すか、市販のお灸で温めても効果的です。呼吸が深まることで、酸素が全身に行き渡り、朝のだるさがやわらぎます。

生活習慣の工夫で肺を守る

夜更かしを避け、朝は太陽光を浴びながら深呼吸を取り入れましょう。冷房の冷え対策として、首元や肩を冷やさない工夫も大切です。

「朝がつらい…」と感じたら、肺を元気にするケアを取り入れて、一日のスタートを軽やかにしましょう🌿

こちらの記事もおすすめ

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人