夜になっても気温が下がらない「熱帯夜」――
寝つきが悪い、眠っても何度も目が覚めてしまう…そんな夜が続くと、体も心も疲れてしまいますよね。
これは単なる気温の問題だけでなく、自律神経の乱れも関係しているかもしれません。
夏の眠りを整えるためには「環境」「身体」「習慣」の3つの方向からのアプローチが効果的。
今回は、暑くて眠れない夜を少しでも快適に過ごすための東洋医学的セルフケアを紹介します。
【① 環境を整える:冷やしすぎない快適空間づくり】
エアコンを「つけっぱなし」にするかどうか、迷う方も多いですが、タイマーよりも“28℃前後の微冷”で一晩中つける方が深い眠りに繋がるとされています。
風が直接体に当たらないように、風向き調整やサーキュレーターの活用もおすすめ。
また、冷感寝具や竹シーツ、軽いパジャマも睡眠の質を上げてくれます。
【② 身体を整える:耳ツボ&お灸でクールダウン】
「暑くて眠れない」の裏側には、交感神経の興奮状態があることも。
そんな時は、耳ツボの“神門(しんもん)”や“失眠(しつみん)”への刺激をやさしく取り入れてみてください。
寝る前に足の裏や三陰交に軽めのお灸をすると、副交感神経が優位になりやすく、入眠スイッチが入りやすくなります。
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【③ 習慣を整える:夜時間の“整えルーティン”】
寝る直前までスマホを見たり、強い照明の中にいると、脳が“昼”と勘違いしてしまいます。
おすすめは、寝る30分前の足湯や深呼吸で身体をゆるめること。
また、白湯や常温のお茶を少しだけ口に含むことで、体温調節機能が自然に働き、眠りに入りやすくなりますよ。
【まとめ】
暑くて眠れない夜が続くと、自律神経も疲れてバランスを崩しがち。
でも、ちょっとした工夫で「心地よく眠れる夜」はつくれます🌙
自分に合った整えケアを見つけて、この夏も元気に乗り切りましょう😊
セルフケアでは足りないな…と思ったときは、いつでもご相談くださいね🌿