「雨が降る前になると、頭が重い」「気圧が下がるとだるくて起きられない」
そんなお悩み、ありませんか?
この時期は、寒暖差や気圧の変化が続くことで、自律神経が疲れやすくなる季節。
東洋医学でも、「湿邪(しつじゃ)」や「気の巡りの滞り」が体調に影響すると言われています。
🧠 自律神経と気圧の関係
自律神経は、私たちの体温・血流・呼吸・消化など、体内のバランスを24時間整えてくれている“無意識の調整役”です。
ところが、気圧が急に下がると、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかなくなり、頭痛・めまい・だるさ・吐き気・眠気などの不調につながることがあります。
「天気が悪いと調子も悪い」
それは気のせいではなく、気圧による身体の反応なんです。
👂セルフケア① 耳へのやさしい刺激
耳は“全身の縮図”とも呼ばれる部位で、東洋医学では経絡やツボが集まる大切な場所とされています。
耳を軽くつまんで、
・上下に引っ張る
・外側にやさしく回す
・耳たぶを軽く揉む
これだけでも血流が良くなり、自律神経のバランスが整いやすくなります。
💡セルフケア② ツボ押し(気圧による不調に)
以下のツボをゆっくり深呼吸しながら3〜5秒押してみてください👇
- 百会(ひゃくえ):頭のてっぺん。気の流れを整える
- 内関(ないかん):手首の内側。自律神経や吐き気に
- 足三里(あしさんり):ひざ下。体力を整え、胃腸にも◎
※強く押しすぎず、「心地いい」と感じる圧で🌿


🌿鍼灸の視点から
気圧や天候の変化も含めて、私たちは“自然の一部”として日々過ごしています。
鍼灸は、こうした外の変化に対して身体の内側から整える手助けとなるものです。
「なんとなく調子が悪い」「季節の変わり目に弱い」
そんなときは、どうぞお気軽にご相談くださいね。
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