1:冷えと血流と自律神経の関係

- 自律神経は血管の収縮・拡張をコントロールしている
- 冷え=血流が滞る=自律神経バランスも乱れやすい
- ストレスや疲れ、睡眠不足で交感神経が優位になると血流が悪化
- 「冷えは万病のもと」は東洋医学でも重視されている
1:血流を調整する自律神経のはたらき
冷えを感じるとき、実は「血の巡り」だけでなく、自律神経も影響を受けています。
自律神経は、血管の収縮や拡張をコントロールして体温を調整しています。
ところがストレスや過労、睡眠不足が続くと交感神経が優位になり、
血管が収縮したままになってしまうのです。
2:東洋医学でみる“冷えと気血の関係”
東洋医学では、冷えは「血(けつ)」の流れが滞り、
エネルギーである「気」の巡りまで乱すと考えます。
つまり、冷え=血流の滞り=自律神経の乱れという三つのつながりがあるのです。
気候の変化が大きい季節や、長時間のデスクワークが続くときほど、
“なんとなく体も心も重たい…”というサインを見逃さないようにしましょう。
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2:血流が悪いと起きる心身の変化

- 血の巡りが悪くなると、酸素・栄養が行き渡らない
- 疲労感・頭重感・気分の落ち込みが出やすい
- 「冷え」や「肩こり」といった身体症状の裏に“心の不調”も隠れている
- 東洋医学では「気血両虚」や「瘀血(おけつ)」として捉える
1:体にあらわれるサイン
血流が滞ると、全身に酸素や栄養が十分に行き渡らなくなります。
その結果、疲れが取れにくい・頭が重い・気分が沈むといった、
体と心の両方に不調があらわれやすくなります。
2:心にあらわれるサイン
特に女性はホルモンバランスの変化や冷えやすい体質も関係し、
「肩こり」「冷え」「むくみ」などの症状とともに、
なんとなくやる気が出ない・気持ちが落ち込むと感じる方も少なくありません。
東洋医学ではこれを「血(けつ)」の流れが滞る状態=**瘀血(おけつ)**と呼び、
放っておくと「気(き)」の流れまで弱くなってしまうと考えます。
つまり、血の巡りは単に体だけでなく、
“心の元気”を支える大切な要素でもあるのです。
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3:“血を補う”食養生(鉄・亜鉛・銅・ビタミンB)

- 鉄・亜鉛・銅・ビタミンB群は「血をつくる」栄養素
- 貧血や冷え・倦怠感などは血の不足から
- 東洋医学では「血虚(けっきょ)」と呼び、女性に多い
- 黒い食材(黒ごま・ひじき・レバー)や赤い食材(にんじん・なつめ)は血を補う
- ストレスや偏食も血の不足につながる
1:血をつくる栄養素とおすすめ食材
血の巡りを整えるには、まず**“血をつくる力”**を養うことが大切です。
そのために欠かせないのが、鉄・亜鉛・銅・ビタミンB群といった栄養素。
これらは、体内で酸素を運ぶ血液の材料となり、
エネルギーを生み出すうえでも重要な働きをしています。
不足すると、貧血や冷え、だるさだけでなく、
気分の落ち込みや集中力の低下にもつながることがあります。
東洋医学ではこの状態を**「血虚(けっきょ)」**と呼び、
女性ホルモンの変動やストレス、睡眠不足などによっても起こりやすいとされています。
おすすめは、黒ごま・ひじき・くるみ・にんじん・かぼちゃ・なつめなど、
“黒い・赤い”色の食材を意識して取り入れること。
これらは血を補い、体を温めるはたらきがあります。
2:血虚(けっきょ)を防ぐ日常の工夫

季節の変わり目や疲れが溜まりやすい時期こそ、
バランスのとれた**食養生で内側から“血を養う”**意識を持ちましょう。
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4:鍼灸と耳介画像で巡りを整える

- 鍼灸では「気・血・水」の流れを整えることで全身の調和を図る
- 自律神経を介して血管の調整機能をサポート
- 耳介画像では脳神経の反応を通して体の変化を“見える化”
- 首肩のこわばりをほぐし、血流と気の巡りを促進
- 慢性的な冷えやストレス性の不調にも効果的
1:鍼灸で整える“気・血・水”のバランス
鍼灸は、東洋医学の考え方である「気・血・水の巡り」を整えることで、
体全体のバランスを調和させる施術です。
特に血流の滞りは、自律神経の働きにも密接に関係しており、
鍼刺激によって交感神経と副交感神経の切り替えをスムーズにすることで、
体を“めぐらせる力”を引き出します。
2:耳介画像で変化を“見える化”

当院では、全身施術に加えて耳介画像を活用しています。
耳には脳神経とつながる反応点が多く、
その変化を観察することで、体の内部状態を客観的に把握することができます。
施術後に耳介の血色や質感が変化することも多く、
「整う感覚」を“見える化”する手がかりとして活かしています。
さらに、首や肩のこわばりをゆるめることで血流を改善し、
自律神経の安定をサポート。
慢性的な冷えやストレス性の不調を抱える方にもおすすめです。
5:まとめ|血の巡りを整えて、心も軽やかに

- 血の巡りは体だけでなく心のバランスにも影響
- 自律神経と血流は互いに支え合う関係
- 「冷え」「だるさ」「気分の落ち込み」は血流のサインかも
- 食養生・生活習慣・鍼灸で“巡る力”を取り戻す
「血の巡り」は、体だけでなく心のバランスにも深く関わっています。
ストレスや疲労で自律神経が乱れると、血流が滞り、
その結果として“気持ちの重さ”や“やる気の低下”を感じやすくなります。
反対に、血の巡りが整えば、酸素や栄養が全身に行き渡り、
脳にも十分なエネルギーが届くため、心が軽くなる感覚が得られます。
食養生や軽い運動、そして鍼灸などのケアで体を温めることは、
単に冷えを取るだけでなく、心をゆるめ、前向きにする力を育ててくれます。
季節の変わり目や忙しい日々の中で、
「最近、なんとなく疲れやすい」と感じたら、
自分の“巡り”を整える時間を少しだけ作ってみてください🌿
Q1. 冷えと血流の関係はありますか?
A1. はい、あります。冷えは血管の収縮を引き起こし、血流を悪くします。
血流が滞ると酸素や栄養が全身に届きにくくなり、さらに冷えが悪化するという悪循環に。
自律神経が乱れると体温調節もうまくいかなくなるため、温めとリラックスの両方が大切です。
Q2. 血流をよくする食べ物にはどんなものがありますか?
A2. 鉄・亜鉛・銅・ビタミンB群を含む食材が血をつくるサポートをします。
たとえば、黒ごま・ひじき・くるみ・レバー・赤身肉・かぼちゃ・にんじんなど。
冷たい飲食を控え、温かい汁物や発酵食品を取り入れるのもおすすめです。
Q3. 鍼灸で血流は本当に改善しますか?
A3. 鍼灸は自律神経の働きを整えることで、血管の収縮と拡張のバランスを助けます。
とくに首肩や背中、耳介への施術は“気・血・水”の巡りを促進し、
全身の血流改善や冷え・ストレスの緩和に役立ちます。








