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【処暑の養生】秋に備える“気”の整え方

8月下旬は二十四節気の「処暑」。暦の上では秋ですが、まだ暑さの余韻が続く時期でもあります。昼間は真夏のように汗ばみ、夜は少し涼しさを感じる―この寒暖差こそが体に負担をかけ、不調のサインにつながりやすくなります。今日は、そんな「まだ暑いけれど秋に向かう今」におすすめの残暑ケアをご紹介します。

処暑と体の関係

昼夜の気温差や残暑の疲れで自律神経が乱れやすい時期です。東洋医学では、この時期に大切なのは「気」を養うこと。だるさや食欲不振を防ぐカギとなります。

肺の潤い維持も同時に意識すると◎:【秋バテ予防】“肺”を守る残暑の過ごし方

ツボで気を養う

足三里(膝下外側)と中府(鎖骨下)は、気を補い体力を支える代表的なツボ。軽い指圧や温灸で巡りを整え、残暑の疲れを和らげましょう。

足三里 ツボの図    ツボ 中府の説明イラスト

食養生で秋に備える

米や芋類、きのこは気を補い胃腸をサポートする食材です。まだ暑く冷たい物をとりがちな時期ですが、温かいスープや消化に良いものを心がけましょう。湿気疲れが残る方は、こちらの記事も参考に:【残暑のだるさ】“湿気疲れ”をリセット

まとめ

処暑は「まだ暑い」残暑と「秋の気配」が同居する時期。ツボと食養生で「気」を整えることで、夏から秋への移行をスムーズにし、体調不良を防ぐことができます。


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